2024年度TSSセミナーのご案内

こんにちは。TSSの創です。
元日から大きな地震があり、亡くなられた方や被災された方のお悔やみとお見舞い申し上げます。

こうした大きな事件が起こると、人は揺らぎやすくなります。
人の話を聴く仕事の我々も、こうした話を聴くことで代理受傷し、気づかぬうちに蓄積していくものです。


こういう時に、人のつながりというものの大切さと癒やしの力を実感します。
また、自身をグラウンディングすることで、安定を取り戻していけます。

TSSのセミナーはどれも格好の癒やしと安定を得る場になっていると思います。
初めての方も、そうでない方も、ぜひいらしてください。

お申し込みはこちら(Googleフォームに飛びます)↓
https://forms.gle/sbhvJngxn1s1NMrW8

グループ・スーパービジョンOnline

オンライン(Zoomを使用します)でのグループスーパービジョンを開催します。

PCAGIP方式(ピカジップ方式。詳しく知りたい方は、こちらの本をお読みになってみてください)をアレンジして、Zoomで事例検討会を行います。

ケースの勉強や質問の仕方などを勉強したい方は、グループならではのこのGSVに、ぜひご参加ください。

日時:
2024 年:5/26・6/23・7/28・9/29(第五週目)・11/17(第三週目)
2025年1/26・3/23(計7回)

時間:
9:00〜12:00
(途中で休憩を少し挟みます。開始時間が2023年度と違いますので、ご注意ください)

対象:
対人援助職(カウンセラー、ケースワーカー、看護師、教員など)の方、それらを目指す学生

方法:
PCAGIP方式

参加者が月に一人ずつ、順番にケースを持ち寄り、事例提供者となります。現在提供できるケースがないよという方でもOKです。

参加人数:
7名前後

料金:
20,000円(全7回分/前納)

Facilitator:
上原拓海

その他:
このセミナーは、臨床心理士の資格更新ポイントに申請予定です。
もちろん、資格がなくても参加できます。

沖縄で見つけたフウリンブッソウゲ

こころコミュニオンOnline

目的:
自分で用意した食べ物、飲み物を味わいながら、自由に語らい、耳を澄まし、他者とのつながりを感じ、自分や相手にFocusする。

日時:
2024年:4/21・8/25・12/22 2025年2/23(計4回。こころYogaと同じ日です)

時間:
9:00〜11:00 (2023年度と時間が異なりますので、ご注意ください)

対象:
対人援助職(カウンセラー、ケースワーカー、看護師、教員など)の方、それらを目指す学生

参加人数:
10名前後

料金:
1回2,000円 or 全4回まとめ払い5,000円

Facilitator:
吉延創

菜の花の絨毯

こころヨガOnline

目的:
ヨーガはサンスクリット語で「つながる」、「つなぐ」という意味があります。

このヨーガグループでは、ハタ・ヨーガを通して、心と身体、呼吸を丁寧に見つめ、味わい、今この瞬間に存在する自分にコンタクトします。

ポーズを取って終わりにせず、この体験をグループで共有し、自己理解や他者理解を深めていきます。

1クール6回で、メンバーと時間は固定です。

安定したグループの中で一緒にyogaを体験してみませんか。

少しの時間、ヨーガ哲学についてもお話させていただく予定です。

日時:
2024年:4/21・8/25・12/22 2025年2/23(計4回。こころコミュニオンと同じ日です)

時間:
11:15~12:45 (2023年度と時間が異なりますので、ご注意ください)

参加人数:
8名前後

対象:
どなたでもご参加できます。

持ち物:
☑ヨガマット(あれば)
☑バスタオル
☑動きやすい服装
☑飲み物(水やお茶等)
☑PCやタブレット、スマホ 及び zoomのダウンロード
(スマホは画面が小さいためPCやタブレットがおすすめです)

※マットをお持ちでない方や、マット上であぐら座や四つん這いのときにおしりや膝に痛みを感じやすい方はバスタオル等をご用意ください。

準備:
☑カメラ位置をご確認ください。
(ポーズの確認のため、できれば足元、体全体が映ると望ましいですが、難しければ体の一部分でも構いません。)

☑yogaスペースの確保をお願いします。
(両手を広げられる、うつぶせになれる程度のスペースがあると望ましいです)

注意事項:
・妊娠中の方は医師や家族の許可を得てからご参加ください。お申し込み時にお知らせください。
・高血圧、心臓病などの持病をお持ちの方は申込時にお知らせください。
・zoomでは基本的に画面ONでお願いいたします。

(ポーズを確認したりシェアリングの時間を持つためです。画面OFFを希望されるご事情がありましたらお知らせください)

料金:
一回3,000円 / 全4回まとめ払い11,000円

Facilitator:
村上真弓

★こちらもご覧ください。↓
cocoroyoga 詳細

お申し込み

以上です。
お申し込みはこちら↓

https://forms.gle/sbhvJngxn1s1NMrW8

皆様に会えるのを楽しみにしております。

一年ぶりn回目のピカジップ

今年度もGSV(PCAGIP方式)、始まりました。

とりあえず最初ということで自分のケースを検討したわけだけど、やっぱり面白いピカジップ。

    発表者としてはケースへの理解がぐっと一段、深まった感じがする。

    それは見立てを立てるにしても、今後の方針を検討するにしても、実際に会って話すにしても、全てに活かせるような感覚でもあるかな。


    最近、こんなことがあった。

    経験の浅いカウンセラーが、自分のカウンセリングをクライエントに“満足してもらえていないと思った”と言うので、理由を訊いたらその人は、

    「他の人ならもっと上手くやれていたと思う」

    と答えた。

    向上心の裏返しだと思うので、その場は“どうやればもっと上手くできたか”というのを訊いてみたけど、そのクライエントと会って、話をしたのは他ならぬそのカウンセラーであって、“他のカウンセラー”が何かできるわけじゃない。

    そこまで誰かと比べるようなものではないんじゃないかなーと心の中で思ったり。


    ピカジップに話を戻すと、そのクライエントと会って、話したカウンセラーその人が訊いたこと、感じたことが全てだし、そのカウンセラーから湧き出たものを拾い集めて自分に還していくしかない。

    ケースがうまくいっていないから、じゃあ別の人が変わりますっていうわけにはいかないからね。


    つらつら書いていくと思うのは、ケースへの「理解」が「深まる」ことで何が起こるのかっていうと、面接の場に「自分(カウンセラー)が居やすくなる」ということなのかな。

    他にもたくさんいい効果はあるのだろうけど、自分が出したケースにおいて、もっとも得たものはこれかもしれない。


    今回はそういう気づきがありましたよ、というのをここに置いておいて。

    やっぱりその気づきをくれた参加者と場に感謝したい。

    グループの力も、回を重ねていって強くなっていくといいなと思う。

    今年度もどうぞよろしく!