これ↑
実際にワークショップ中に使った箱庭。
(今回は2の続きです。体験記1,2は以下から。
書き終わっていたのに、アップをわすれていました)
見ての通り、円形なんですよね。
これもなかなか日本にはないですよね。
土沼先生は
「2,30年前のトランスパーソナル学会で見た」
と言っていたので、一応は日本にも入っては来ているんですかね。
やってみると、違和感ないですよ。
正面がなく、構図みたいなものがないから、より直感的に作れるかもしれないですね。
あと面白かったのは、2階建ての箱庭。
どういうこと?と思いますよね。
写真にちゃんと撮ってこれなかったけど、こんな感じ。
四角い箱庭。写ってないけど、この下に、もう一つ箱庭が置いてあるんです。
2階の箱庭の底がガラスになっていて、
なんと、下の箱庭が覗けるようになっています…!
なんとも立体的な箱庭が作れます。
色々表現ができそうですよね。
多層的な箱庭、表と裏・光と影のような二項構造、上下関係などなど…
う~ん、ほしい…(笑)
「どうしてこんな2階建ての箱庭を作ろうとおもったんですか?」と先生に聞いたら、
『セラピーに来ていた子供が、「なんで2階建ての箱庭はないの?」って言ったから作ったのよ』
はああ…
子供の発想には驚かされますね…
ちなみに、体験記2でも書いたけど、M.ローエンフェルドの箱庭療法は、解釈をしません。
僕が過去に日本で習った箱庭療法も解釈はしなかったけど、解釈をする一派もあるんですかね?
今回ローエンフェルドのやり方で箱庭体験を深めていくと、箱庭作品に対して解釈をするのって意味がないんだなって思いましたね。
なぜかって、箱庭を作った後に、どんどん箱庭の世界が動いていくから。
箱庭の世界を体験していけばいくほど、深まっていくし、そのメッセージも変わってくる。
作った瞬間と、その後では、全然意味が変わるから。
作ったその人にしか意味はないんですね。
とまあ、まとまりのない文章で申し訳ないけど、そんなことを感じました。
今回はここまで。 続くかどうかはわかりません笑
(EG、行ってきます。 創)