初の催し、こころコミュニオン

日本サッカー、決勝トーナメント行けましたね!おめでとう!

最後は難しい采配でしたね。

さて、TSSの継続セミナーが始まって二ヶ月。

4つの継続セミナーが、二回ずつ終了しました。

毎月第2日曜日は、

PCAGIP方式による「グループスーパービジョン(GSV)」と、

みんなで夢を持ち寄ってシェアする「ドリームカフェ」。

毎月第4日曜日は、

各々が自分の課題に向き合い、気づきを深める「ゲシュタルトセラピー」と、

今年から開催の「こころコミュニオン」。

今年も真摯に、和気あいあいと、安心できる雰囲気で、自分のことに向き合える場ができつつあることを嬉しく思います。

TSSの催し全部お伝えしたいところですが、「こころコミュニオン」は初の試みなので、ちょっと説明します。

心理士の働く環境は、スクールカウンセラーや、クリニックなど、そもそも一つの職場に一人しか心理士がいなかったり、もしくは、複数人在籍していても、勤務日が被らなかったりと、他の心理士と交流がしづらいという現状があります。

「心理士は一人職場が多い」

と、仲間うちでは話しています。

専門的な仕事であることも相まって、なかなか業務の相談をすることが難しかったり、判断をする際に不安になることも多くあります。

人の命や人生に関わることもある仕事ですが、それを支える心理士は「孤独」を感じながら仕事をしているケースがあります。

援助する側が、自分の安全感を感じられずにいい援助をすることは難しいでしょう。

主催の土沼先生は、常々、そうした状況を気にしていました。

きっと、たくさんの心理士の話を聞いているうちに、この「孤独」感が、援助者の土台を揺るがすものだと気づいたのでしょう。

そこで、心理士(だけに限らず、すべての対人援助者)のコミュニティーを作ろう。

何でも話せる場所があって、それは毎月やってきて、時にはふざけた話もできて、ちょっと心がほっとできて…。

「ああ、一人じゃないんだな」

「みんなも頑張っているんだな」

「相談しても、いいんだな」

って思えるような場所ができるといいなあと思い、「こころコミュニオン」を作りました。

毎回みんなが飲み物や食べ物を持ち寄って、それが話題となったり、人を結んだりしています。

と、こころコミュニオンを作った思いはあるけれども、あくまでグループ。

どんな場にしていくのかは、参加者みんなで決めていきます。

まだ二回終わったところなので、グループとしては駆け出しですが、どんな場になっていくのか、楽しみです。

誰でも参加できますし、途中から参加するのもOKなので、ちょっと気になるな~という方はご連絡くださいね。

それでは、また。

(創)